はじめに
これまで家族写真は一眼レフで撮っていましたが、娘の成長とともに大きなカメラを持ち歩く機会が減り、最近はスマホばかり使うようになっていました。そんなとき、ネットでフィルムカメラの記事を目にして「懐かしいな」と思い、ついメルカリで**整備済みの KONICA C35 flashmatic(コニカ C35 フラッシュマチック)**を購入してしまいました。この記事では、実際にC35 flashmaticを手にして感じた魅力や使い方、写りの特徴を紹介します。
KONICA C35とは?
「C35」の「C」は コンパクト(Compact) のC。当時、日本のコンパクトカメラの普及に大きく貢献したモデルで、1970年代を代表するベストセラーです。
愛称は 「ジャーニーコニカ」。「旅行のお供にいかがでしょうか?」というキャッチコピーから名付けられたそうで、その軽快さと使いやすさで多くの人に愛されました。
発売年 1971年
レンズ ヘキサノン38mm F2.8
大きさ 幅112mm 高さ70mm 奥行き52mm
重量 380g
発売価格 24,700円

外観
巻き上げレバーや巻き戻しクランクなどなど、昭和な感じでいいですよね。



作例
恥ずかしながら1枚撮った画像を。

実際に使ってみた感想
コンパクトで持ち歩きやすい
一眼レフよりもはるかに小型で軽量。カバンに入れてもかさばらず、街歩きや旅行のスナップ撮影に最適です。
写りは50年前とは思えない
搭載されている HEXANON 38mm F2.8 レンズは、高い描写力とナチュラルな発色が特徴で、50年前の機材とは思えないほどしっかり写ります。
初心者でも楽しめる操作感
シャッタースピード・絞りなどはカメラ任せ、二重像のピント合わせは慣れが必要ですが、あとはシャッターを押すだけです。デジカメにはない操作感で楽しいですよ。
フィルムカメラを再び楽しむ
私にとってフィルムカメラは30年ほど前の「写ルンです」以来。デジタル世代の今だからこそ、シャッターを切る瞬間の緊張感や、現像してから写真を確認するワクワク感が新鮮です。これから少しずつ勉強しながら、KONICA C35 flashmatic で娘の成長や日常の風景を残していきたいと思います。
もし「初めてのフィルムカメラ」を探しているなら、コニカC35 flashmaticは間違いなくおすすめの一台です。
